とある写真集のテスト印刷
お久しぶりでございます。
とあるSNSで印刷する紙について交流していただきありがとうございました。
ここ最近はデスクワークが主となっており、
現場よりもディレクションすることが多くなっております。
さて、何件か担当させていただいておりますが、
本日ご紹介するテスト印刷は動物の写真集の紙の選定でございます。
写真の左から、
・ヴァンヌーボVGスノーホワイト(竹尾)
・テイクGA(竹尾)
・グラディアCoC(平和紙業)
この3点ですが、価格帯はヴァンヌーボVGが圧倒的に高い。
しかし、嵩高微塗工紙で人気のテイクGAに変わり、
弊社ではここ最近、グラディアCoCを使用することが多くなりました。
オススメしている要因としては、テイクGAのあのなんとも言えない表面の凸凹が、
グラディアCoCには無いということ。
テイクGAのほうが硬いと思うんですが、AM300線で印刷する場合は表面がキレイな方がよいかと。
ま、好みでしょうけど。
とはいえ、ヴァンヌーボVGはやはり優秀。
僕が好きな紙なのでいつもオススメしております。
現場を離れてから、若手の育成もしておりますが難しいですね。
まずニップ圧が見れない。
ブランケットやローラーの替え時がわからない。
見当を合わせられない。
などなど…
でも彼なりにとても頑張ってるのでこれから指導していきます!
弊社リーブル出版で使用している標準インキも変わりました。
僕はT&K TOKAさんの「ベストワン キレイナ」が良いって言ったのに、
彼はDICグラフィックスの「MK」をチョイス。
どちらもパウダーレス(軽減)タイプのインキです。
キレイナに絶対的な信頼を感じていたので残念ですが、あの匂いはダメでしょうね。
また印刷テストの報告をさせていただきます。