hocco sweets チラシ

 

先日、デザイナーさんにオススメさせていただいておりました紙「タブロ」ですが、いつもお世話になっているデザイン事務所様から指定有りの発注がありました!

本当にありがたい!

 

hocco sweets B4折り込みチラシ

14102001

営業時間 am10:00〜pm3:00

火・水・木・金(月・土・日・祝日はおやすみ)

ホッコスイーツ:hocco sweets

高知大学教育学部付属特別支援学校

780-8072 高知市曙町2丁目5-3

TEL 088-888-8032

www.hocco.jp

 

 

さすが、洗練されたデザイン!

この案件の詳細をこれからマニアックに語らせていただきます。

 

まず、デザイン事務所様からお話が来て、添付されたプリントを見させていただきました。

日頃からそういうものに関心を持ってお付き合いさせていただいているので、そのデザイン事務所様で使用しているプリンターの会社・そのプリンターの特性の検討がついてしまう。

そのプリンター会社の特性が、ハイライトから中間、中間からシャドウ部にかけて少し赤みが増す。

しかし、エンドユーザーさんは、そのプリントアウトを見てオッケーを出している。

そこが、まず問題。

どんなにキレイに印刷しても、クライアントのデザイン事務所様と、エンドユーザーさんのイメージと遠ければダメ。

 

このタブロという紙はグレーっぽい色がついてます。

この紙を製造する段階で、デザイナーからもっと汚い紙!みたいなことを要求されたようで、新聞紙に近いグレーの色がついてます。

グレーでしかも中質紙系の紙なので激しいドライダウンが予想されましたので、僕はまず、スクリーニング(製版)のカーブを調整させていただきました。

簡単にいえば、中間からハイライトにかけてトビ気味に設定しました。

この設定だと、ドライダウン時にもしっかりとコントラストが出ると予想したからです。

 

次にインキの選定を…

中質紙系の紙なので僕が絶対的に信頼をおいてある東洋インキのNEX-T1をチョイス!

また、ブラックにだけ女神インキのOSスーパーブラックをブレンドしました。

これは、スクリーニングをライト気味に調整したので、アンダーが弱くなるのを防ぐのと、OSスーパーブラックの赤みのブラックをブレンドすることで、商品のシャドウ部の寒さを取り払いたかった。また担当デザイナーさんから商品ごとのシャドウがつぶれないようにと指示がありましたので、インキを盛り気味で印刷してアミがつぶれないように、元々濃度が濃いインキを使用することにしました。

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おかげさまでお客様に喜んでいただけました。

今まで述べさせていただいたのは、あくまでも僕の私感ですので!

 

これからもこだわって印刷していきたいと思ってます。

もし、こだわって印刷されたい場合はお話いただければありがたいです。

 

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