ブラックマニア
印刷インキの黒(墨って言うんだ)
写真や文字の色を決める大切なインキ。
その墨インキは、おおまかに赤っぽいヤツと青っぽいヤツがある。
それだけじゃなくて色んな特性があるものがあって自社でも何種類かを使い分けてます。
好きな色味の墨インキは、
東洋インキのミレニアムブラック
自社で使用してるのは、乾燥が速いクイックドライ。
同じくNEX-Tも乾燥が速いタイプで好きだった…。
しかし、両方とも高知では値段が少し高いため使用を見合わせ中~。
女神インキのOSスーパーブラック
墨インキの元、カーボンブラックそのものの色らしい。
デザイナーからも指定があるほどの人気らしい(女神インキさん談)
GV-HFも良かったっすよー。
あとOSスーパーブラックは、他の墨インキに混ぜて使用もしてた。
味を出すっていうか、調味料っていうか、混ぜるとコクが出る!
サカタインクスのリアルブラック
今は紙版の軽オフで使用しております。
青系の墨インキです。固いタイプを製造していないことがネック。
合同インキのユニソイAPO
上質紙専用らしいが…。
TOKAの再生紙用ハイコンクの方が乾燥後沈まないかなー。
まっ同じ合同インキでもジェットブラックは良かったけどね。
東京インキのセルボエイト100
サンプルの残りやけど、グロス感にはド肝をぬかれたー!
ただ、やらかいー。植物性油はやらかいんよ~。
印刷するには、水や印刷機との相性も考えなイカン。
色味が好きでも安定して印刷できなければアウトー!
ということで、最近標準で使用してるのは、
T&K TOKAのスーパーテックGTだぁー!
カラーの標準プロセスインキでありながら、自社では安定してる。
黒っぽさも文句は言えない程度の黒さ。
Hタイプを使用してるので過乳化も起こりにくい。
欲を言えば、もっと○○みたいなところはあるけど、オッケーさぁー!
出版物の文字の色も出版部よりこのインキでって指定がくるよ。
しかし、T&K TOKAさんとは電話でしか話したことがない…。
直接いろんなこと話したいけど、高知は遠いみたいなんでね。
プロセスインキ(カラーインキ)を東洋インキから切り替えたんやから、
1度でいいから来て欲しいもんやなぁー。
印刷機の仕様や工場設備とかの問題もあり、
一概には、言えないのですが参考になれば。
今気になってるのは女神インキさん。またサンプルお願いしよう~っと。